Iラインの脱毛

Iラインの毛を処理すると、おりものや生理中の経血の毛への付着を防ぐことができます。蒸れによる雑菌の繁殖が防げるため、においの軽減や衛生面の向上が期待できます。皮膚が薄く外部からの刺激に弱いIラインは痛みを感じやすい部位なので、フレイアクリニックでは蓄熱式脱毛や照射出力を駆使して痛み軽減につなげています。

Iライン脱毛の料金

	1回	5回コース	8回コース
Iライン	¥22,000	¥46,200	¥70,400

＊表示価格は全て税込です。
＊自由診療のため、費用は全額自己負担となります。
＊部位契約は総額55,000円からご契約が可能です。
＊5回、8回コース終了後に追加照射をご希望の場合、1回分の半額料金でご契約いただけます。

IラインにVライン、Oライン（肛門周り）を加えたVIO脱毛もご用意しています。

	１回	5回コース	8回コース
VIO	¥39,600	¥99,000	¥149,600

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Iライン脱毛の概要

Iライン脱毛の照射範囲	女性器周りを指します。元々毛の生えていない尿道や膣付近の粘膜部分は照射しません。
Iライン脱毛の所要時間	約30分＊予約時間10分前のご来院をお願いしております。なお、所要時間は前後する場合がございます。
Iライン脱毛の痛み	★★★★☆ Iラインは、皮膚が薄く外部からの刺激に敏感なうえ、レーザーが反応しやすい太く濃い毛が多いため、レーザー照射時の痛みを感じやすい部位です。痛みの感じ方には個人差があります。
Iライン脱毛のリスク	照射漏れ Iライン脱毛では、照射漏れが起きる可能性があります。性器周辺は複雑な形状のため、脱毛機の照射面が密着しないことがあるためです。また、痛みを感じやすい部位のため、患者様が動いてしまうと照射位置がずれることもあります。レーザー照射の２～３週間後に毛が部分的にまとまって伸び、照射漏れの可能性がある場合はご連絡ください。医師が照射漏れと診断した場合、該当箇所を追加費用なしで再照射いたします。照射漏れの確認と対応炎症による赤みや腫れ Iラインは皮膚が薄く、レーザーが反応しやすい太く濃い毛が多いため、照射時に熱が発生しやすい部位です。熱が皮膚内にこもると、レーザー照射後に肌に赤みやひりつきが生じることがあります。ほとんどの場合は冷やすとおさまりますが、症状が長引くようであればIライン脱毛を受けたフレイアクリニック各院にご連絡ください。医師が診察や処方に追加費用なしで対応します。赤みや炎症への対応毛嚢炎（もうのうえん）脱毛後に毛穴やその周辺が炎症を起こす毛嚢炎が発生することがあります。Iラインは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすい部位です。レーザー照射によって刺激に敏感になった毛穴に雑菌が入ると毛嚢炎を引き起こすことがあります。赤みを帯びた発疹などができた場合、クリニックで診察を受けてください。毛嚢炎が起こる原因と対処法
Iライン脱毛の服装・体勢	Iラインのみ脱毛する場合には上半身の着替えは必要ありません。下着を脱ぎ、ベッドに仰向けで寝た状態でレーザーを照射します。片ひざを立て、左右順にIラインを照射していきます。

Iライン脱毛の回数と期間の目安

フレイアクリニックでは、Iライン脱毛の5回コースと8回コースをご用意しており、それぞれのコースが完了するのは、5回で1年～1年半、8回で1年半～2年程度が目安となります。

なお期間に幅があるのは、毛の生えるサイクル（毛周期）を考慮し2ヶ月以上の間隔をあけて通院していただく必要があるためです。

Iラインの毛の毛根は深く、発毛組織を破壊しにくいため、毛量よってはご契約コースの終了後に追加の脱毛を希望される患者様もいます。

Iライン脱毛前の自己処理のコツ

Iラインの自己処理は、ご来院の１～２日前に電動シェーバーで行いましょう。剃毛前は肌を清潔にし、乾燥を防ぐためにVIO用クリームなどで保湿してください。

Iラインは自分では直接見えないので、鏡の前に座る、もしくは床に置いた鏡をまたぐようにして、剃毛する箇所を確認してください。まず、ハサミで長い毛を短く切り、その後に電動シェーバーを使うと剃毛がスムーズです。

VラインとIラインの境目を不自然にしないために毛を残したい場合、その部分を残して剃毛してください。

自己処理後もかゆみや赤みなどの炎症、乾燥などの肌トラブル発生を防ぐためにしっかり保湿してください。日頃からローションやクリームで保湿して、肌を外的刺激から守るバリア機能を保護すると、肌トラブルの予防につながります。

なお、Iラインの剃り残しはレーザー照射前に当院の看護師が追加料金をいただくことなくシェービングします。照射部位に傷があると、レーザーを照射できないため、手の届きにくい場所を無理やり剃毛する必要はありません。

肌にダメージを与えるカミソリや除毛クリーム、脱毛効果が得づらくなる毛抜きやワックスなどは自己処理に使用しないでください。

Iライン脱毛のポイント

肌の冷却や照射テンポで痛みを軽減

Iラインは、皮膚がやわらかく非常に薄いうえ、レーザーが反応しやすい太く濃い毛（メラニンを多く含む毛）が多いので、レーザーの照射時に痛みを感じやすい部位です。特に性器付近の粘膜に近づくにつれて痛みが増していきます。

フレイアクリニックでは、冷却装置付きの脱毛機を使用したり、患者様のご希望に応じて麻酔クリームを使用したりすることで、患者様の痛み軽減に努めています。

また、痛みを感じる時間を短縮するため、看護師は患者様にお声がけしながら、スピーディな照射を心がけています。

照射時の露出を少なくして恥ずかしさを軽減

Iライン脱毛時は、照射部位以外はタオルをかけ、肌の露出をできるだけ少なくし、患者様が恥ずかしさを感じにくいような対応を目指しています。

また、女性看護師が四方を完全に仕切られた完全個室で照射を行うので、他の患者様の目に触れることはありません。患者様に片脚ずつ広げていただき、必要な部分だけを露出してレーザーを照射します。

Iラインに色素沈着がある場合の照射判断

Iラインは、下着の摩擦や自己処理による刺激でメラニン色素が過剰に分泌されやすく、色素沈着が起きやすい部位です。色素沈着（黒ずみ）がある場合、医師の診察にもとづき、照射可否やレーザー出力の調整などを検討します。

蓄熱式はレーザーが低出力なので、皮膚表面のメラニン色素量の影響を受けにくく、色素沈着がある肌でも照射できる場合があります。

なお、Iラインの色素沈着を防ぐには、衣服の締め付けや摩擦による刺激から肌を守ることが大切です。日頃からゆったりとした下着を身につけ、入浴時はIラインを優しく洗い、摩擦を少なくすることを心がけましょう。

また、脱毛によって毛が生えにくくなり、剃毛の回数が少なくなると、黒ずみの原因が減ることにもつながります。

粘膜部分の発毛は照射可能

Iライン脱毛では、陰核や尿道や膣付近の粘膜部分は照射対象外です。粘膜部分には発毛組織がなく毛が生えないためです。

しかし、粘膜と皮膚の境界などで、粘膜内に皮膚組織が紛れ込むと、粘膜に毛が生えることがあります。粘膜部分に発毛がある場合、レーザーを照射することは可能です。

ただし、レーザー照射時に強い痛みが生じたり、火傷や炎症が起きたりするリスクがあります。粘膜部分の発毛への照射をご希望の患者様には、リスクを説明してご理解いただいたうえでレーザーを照射しています。

粘膜も他部位と同じように、冷却装置や麻酔クリームを使用してリスクや痛みを軽減することができます。

Vラインとの境界の調整にも対応

Iラインと合わせてVラインの脱毛を行う場合、患者様のご希望に応じてデザインを調整します。
Vラインの毛量などに合わせ、Iラインの毛を自然につながるように一部照射しないことも可能です。

ご希望がある場合、無料カウンセリングやレーザー照射時に医師や看護師にご相談ください。

生理中はタンポン使用で照射可能

フレイアクリニックでは、生理中でもタンポンを使用すればデリケートゾーンへの照射が可能です。ただし、予約当日に初めてタンポンを利用する方は、緊張やストレスにより吐き気やめまい、失神などを起こすリスクがあるので、レーザー照射をお断りしています。
また、感染症や肌トラブルのリスクがあるので、タンポンを使用しない場合、生理中のVIO脱毛はできません。

生理による予約変更、または生理中の施術を希望する場合は、以下の記事を参考にしてください。

生理中に脱毛を受けるときの注意点