Vライン脱毛の回数と期間の目安
フレイアクリニックでは、患者様にご満足いただけるVライン脱毛の回数の目安を5~8回とお伝えしています。ただし、毛量や肌質によって追加で照射を希望する患者様もいます。レーザーは毛の生え変わるサイクル(毛周期)を踏まえ、2ヶ月以上の間隔をあけて照射することをお勧めしています。そのため、コース完了までの期間は5回で1年~1年半、8回で1年半~2年程度です。患者様の毛量の状況に合わせ、予約日を提案するため、通院間隔や期間には個人差があります。
Vラインで定番のデザイン
フレイアクリニックでは、カウンセリングのときに患者様の希望のデザインをうかがっています。三角形、四角形などの形や大きさは、スタッフと相談しながら決めることができます。
- ナチュラル:もともとものVラインの形を大きく変えず、自然に整えるデザインです。下着やビキニからアンダーヘアがはみ出さない程度に手入れしたい方におすすめです。
- 逆三角形:ナチュラルより深めで逆三角形に整えるデザインです。小さめのショーツから毛がはみだす心配がなく、お手入れしていることはわかるものの、過度な処理に見えない見た目に仕上がります。
- I型:Iの文字のように細いラインを残すデザインです。露出度の高い下着や水着を着る機会が多い方に好まれています。
- スクエア型:台形のような四角いデザインです。すっきりとした印象です。
- ハイジニーナ:アンダーヘアを一切残さないデザインです。お手入れの手間が省け、生理中の蒸れや不快感を防げます。
Vラインの自己処理のポイント
Vラインの自己処理は、ハサミで長い毛をカットした後に、電動シェーバーで剃り、保湿クリームやローションで保湿をするのが基本です。毛の生えている方向に沿って、Vラインの皮膚を手で軽く抑えながら処理していきます。毛抜きやワックス、カミソリは、肌を傷つけるおそれがあるので使わないようにしましょう。特に毛を抜いてしまうと、メラニン色素そのものがなくなるため、レーザーが反応しなくなり、効果が得られなくなるおそれがあります。
全体の毛量を減らすことを目的としてVライン脱毛を受ける場合、一般的に1~2回目の照射前の自己処理ではVライン全体の毛を剃っていただきます。ただし、照射後に毛がまばらに生えてくるリスクもありますので、慎重に判断しましょう。3回目以降は、患者様のご希望に合わせてデザインを調整していきます。
希望されるデザインがある場合は、なくしたい毛の部分を自己処理してきていただき、その部分にのみ照射を行います。
フレイアクリニックのVライン脱毛のポイント
Vラインに色素沈着があっても照射可能
Vラインは、衣服との摩擦や自己処理といった肌への刺激が原因でメラニン色素が過剰に分泌されやすく、色素沈着(黒ずみ)を起こしやすい部位です。フレイアクリニックは蓄熱式・熱破壊式を使い分け可能な脱毛機を採用しています。医師の判断に基づき適切な照射方法をご提案させていただきます。
安心プランの場合、部位によって熱破壊式を選択できます。
蓄熱式脱毛は、皮膚内部で毛根の組織に栄養を送る器官である「バルジ領域」を主なターゲットとしています。低出力のレーザーを連続照射して、熱を蓄積していくことでバルジ領域を破壊します。Vラインに色素沈着がある場合、レーザーの出力が高いと皮膚表面のメラニン色素に反応して火傷が生じる可能性が高くなりますが、蓄熱式での照射の場合は1回の出力が低いため、火傷のリスクが低減されるのです。
痛み軽減の取り組み
Vラインは医療レーザー脱毛で痛みを感じやすい部位とされていますが、蓄熱式脱毛は低出力のレーザーを連続照射してじわじわと熱を溜めていくため、痛みが軽減されることがあります。さらに照射のタイミングに合わせてお声がけをすることで、患者様が痛みに驚かれたり、緊張で体がこわばったりすることのないよう工夫しています。
照射時の痛みが不安な方は、麻酔クリームを使用できるので、カウンセリングの際にご相談ください。
Vラインの露出は最小限にとどめてレーザーを照射
Vラインなどのデリケートゾーンへのレーザー照射時は、下腹部の露出をすることから抵抗がある女性も多くいらっしゃいます。フレイアクリニックでは、女性看護師が個室で対応するほか、照射時の体勢や格好にも配慮して恥ずかしさを軽減できるよう工夫しています。
Vライン脱毛は、患者様にベッドに仰向けで寝ていただき、照射の際はレーザーを当てるのに必要な部分だけ露出し、テンポよく照射します。
生理中はタンポン使用で照射可能
フレイアクリニックでは、生理中でもタンポンを使用すればデリケートゾーンへの照射が可能です。ただし、予約当日に初めてタンポンを利用する方は、緊張やストレスにより吐き気やめまい、失神などを起こすリスクがあるので、レーザー照射をお断りしています。
また、感染症や肌トラブルのリスクがあるので、タンポンを使用しない場合、生理中のVIO脱毛はできません。
生理による予約変更、または生理中の施術を希望する場合は、以下の記事を参考にしてください。
生理中に脱毛を受けるときの注意点Vライン脱毛の「すそわきが」への影響
デリケートゾーンは、汗や垢、尿などの老廃物が毛に付着すると雑菌が繁殖し、においが発生しやすくなる場所です。Vラインを脱毛すると、雑菌の繁殖が抑制され、においが軽減されることがあります。
しかし、鼻に突くような独特なにおいが発生する「すそわきが」が改善することはありません。わきがは、汗腺の一つである「アポクリン腺」に含まれるアンモニアや脂質、たんぱく質などが菌によって分解され、においが発生する症状です。すそわきがの治療ではアポクリン腺を破壊する必要がありますが、脱毛レーザーはアポクリン腺には影響を与えません。そのため、レーザーの照射で、すそわきがが改善したり、悪化したりすることはありません。