脚脱毛の回数と期間の目安
脚脱毛の回数と期間の目安は、5回で1年~1年半、8回で1年半~2年です。なお、毛量や毛質によって効果の現れ方に個人差があるため、コース完了後に追加照射の契約をする方もいます。
また、毛の生え変わりサイクル「毛周期」を踏まえ、2ヶ月以上の間隔をあけて通院していただくことをお勧めしています。
脚脱毛のポイント
ひざや毛穴の黒ずみへの照射対応
脚脱毛の照射範囲に含まれるひざは、衣服との摩擦や自己処理による肌への刺激が原因で色素沈着が起きたり、太ももやふくらはぎの毛穴が黒ずんだりしている場合があります。フレイアクリニックでは、色素沈着により黒ずんでしまった肌へのレーザー照射にも対応しています。
当クリニックでは、蓄熱式レーザー脱毛機で行います。低出力のレーザーを照射するため、色素沈着によって皮膚表面のメラニン色素が濃くても火傷の原因となる熱が発生しにくい仕様となっています。なお、医師の診断にもとづき、出力を調整してレーザーを照射します。
また、黒ずみを消すことはできませんが、脱毛によって剃毛の頻度が減ると、黒ずみの悪化や新たな発生の予防につながります。
脚に炎症や傷跡がある場合の照射対応
脚に古傷の色素沈着、できたばかりの傷跡がある場合、医師が診察して対応を判断します。症状によって患部を避けてレーザーを照射したり、予約日の変更を提案したりすることがあります。傷がある状態の肌に照射を行うと、赤みやかゆみが生じたり、症状が悪化したりするリスクがあるためです。
脚脱毛前の自己処理方法
脚脱毛の1~2日前に太ももやふくらはぎ、すねなどをご自身で剃毛してください。肌を清潔にした後、電動シェーバーを使い、毛の流れに沿って肌の表面を滑らせるように毛を剃ります。
骨の凹凸があるひざは、脚を曲げて皮膚を張った状態にすると剃毛しやすくなります。自己処理後の剃り残しは、照射当日に看護師が追加費用なしでシェービングします。
また、自己処理の前後はボディ用のローションやクリームで肌を保湿して乾燥を予防してください。肌が乾燥すると、自己処理後に赤みやかゆみが出やすくなったり、レーザー照射時の刺激による痛みを感じやすくなったりします。
なお、自己処理には毛抜きやワックスを使用しないでください。毛を引き抜くと、レーザーが反応するメラニン色素がなくなり、発毛組織を破壊するための照射熱が発生しなくなります。また、肌表面に負担をかけやすいカミソリ、除毛クリームも使用しないようにしましょう。
脱毛中の脚のスキンケア
ひざや足首などの関節周りを丁寧に保湿
脱毛期間中は、クリームやローションを脚に塗って肌の乾燥を予防しましょう。
肌が乾燥していると、レーザー照射時の痛みを感じやすくなったり、極度の乾燥で照射できなくなったりすることがあります。また、照射後の肌は、バリア機能の低下を起こしやすい状態です。
バリア機能が低下すると、水分を保持したり刺激から肌を守る力が弱くなったりするため、乾燥や炎症といった肌トラブルを起こす可能性が高くなります。
特にひざや足首などの関節周りの皮膚は乾燥しやすいため、丁寧に保湿してください。
紫外線対策で脚の日焼けを予防する
太ももやひざ下、足首などの日焼けを予防してください。紫外線によって炎症を起こした肌にはレーザーを照射できず、照射前に日焼けすると予約日を変更する必要があるためです。
日焼け止めクリームを塗る、露出の少ないボトムスを着用するなど、脚全体が日焼けしないように注意しましょう。
照射後は脚に密着する服装は避ける
脚脱毛の直後は、タイツやストッキングなどの脚に密着する衣類の着用は避けましょう。
衣類と肌の摩擦が生じると、レーザー照射によって刺激に敏感になっている肌への負担となり、赤みやかゆみが生じる原因になるためです。レーザー照射後の肌トラブル発生を予防するためにゆったりとした衣服を着用しましょう。