肌荒れしているときのレーザー脱毛の対応
フレイアクリニックでは、医師がレーザー照射可能と判断した場合、患者様の肌状態に合わせて照射範囲やレーザーの出力を決定します。ただし、レーザーの刺激で肌荒れが悪化する可能性もあるため、できるだけ落ち着いた肌状態でご来院いただくことが望ましいです。肌荒れなどの不安な点があれば、カウンセリングや診察の際に医師や看護師にご相談ください。
肌荒れの状態に合わせて照射可否を判断
肌の状態によっては、レーザーの刺激で肌荒れが悪化することもあるため、クリニックでは照射をお断りするケースもあります。レーザーを照射する場合は一人ひとりの肌状態にあわせて出力設定を決定しています。
フレイアクリニックの肌荒れの方への対応
フレイアクリニックでは、軽度の乾燥程度であれば、医師の診察のもとレーザーを照射します。アトピー性皮膚炎の方やニキビがある方も医師が対応可能と判断すれば、レーザー照射を行えます。
ただし、肌荒れによる炎症や傷、腫れがあったり、肌が過度に乾燥していたりする場合、患部の照射を避けることもあります。もしくは肌状態が落ち着くまで待ち、別日のご来院をご提案することもあります。
コース契約中で、肌荒れによりレーザー脱毛が受けられるか不安な方は、事前に医師による診察を受け、予約日を変更することも可能です。通院中のフレイアクリニックにご相談ください。なお、予約変更は施術日1営業日前の19時までであれば追加費用なしで受け付けています。
蓄熱式レーザー脱毛機による照射と肌への影響
レーザー脱毛は、レーザー照射時に生じる熱で肌に少なからず刺激を与えます。フレイアクリニックでは、蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機を使用し、患者様の肌に負担がかかりにくい施術を目指しています。蓄熱式脱毛機は、肌に低出力のレーザーを照射し、発毛を促す「バルジ領域」にじわじわと熱を与えて破壊する仕組みです。
皮膚表面付近に分布するバルジ領域が照射のターゲットのため、毛根にある毛乳頭や毛母細胞をターゲットとする熱破壊式に比べ、弱いエネルギーでの照射が可能で肌負担の軽減につながっています。
また、フレイアクリニックで採用している蓄熱式脱毛機は、皮膚表面を冷やしながらレーザーを照射していきます。肌の急な温度上昇が抑えられ、火傷のリスク軽減につながるため、肌に負担をかけにくいといえます。
なお、当クリニックではリスク予防に努めていますが、レーザー照射後に肌トラブルが発生した場合、医師の診察や医薬品の処方に追加費用なしで対応しています。照射後、肌に不調が現れた際は通院中のクリニックへご連絡ください。
レーザー照射後のセルフケア
レーザー照射後に生じる肌の乾燥、赤みやかゆみなどの肌荒れを予防するには、保湿を心がけ、激しい運動や入浴などの体温上昇につながる行動は避けることが大切です。
| 化粧水やローション、クリームで肌にうるおいを与える |
レーザー照射時は熱が発生するため、その熱が皮膚内にこもって肌が乾燥したり、赤みやかゆみが出たりすることがあります。照射後は肌のほてりをさますため、化粧水やローション、クリームでうるおいを与えましょう |
|---|---|
| 紫外線対策で肌を保護する |
レーザー照射後の肌は、皮膚を外部の刺激から守る「バリア機能」が低下するため、紫外線の影響を受けやすく、日焼けしやすい状態です。日焼けをすると肌から水分が失われ、肌の乾燥につながり、肌トラブルを引き起こす原因となります。日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を使用したりして紫外線から肌を守りましょう。 |
| 体温上昇を伴う行為は避ける |
照射前後の体温上昇を伴う行為も肌のほてりを助長し、乾燥や炎症の原因となって肌荒れを引き起こす可能性があります。レーザー照射当日は激しい運動や入浴、飲酒などは避けてください。 |
| 肌に刺激を与えない |
脱毛後の肌はレーザー照射の刺激によってデリケートな状態です。照射後１〜2日程度は、照射部位をタオルで強くこする、マッサージやエステのような肌に刺激を与える行為は控えましょう。 |
自己処理の回数減少で肌荒れのリスク軽減へ
ニキビや乾燥、色素沈着などの肌荒れは、毛の自己処理が原因で生じることがあります。
カミソリや毛抜き・ワックス、除毛クリームによるセルフケアが肌に大きな負担をかけてしまうためです。
レーザーを照射後、毛が生えにくくなると自己処理の頻度が下がるため、肌トラブルの予防につながります。
なお、レーザー照射前は、毛を剃る必要があります。毛の手入れには電動シェーバーを使用しましょう。
電動シェーバーは刃が直接肌に触れにくく、色素沈着や乾燥の原因となる角質をそぎ落とすリスクが少ない自己処理方法だからです。
また、自己処理後は、肌の乾燥を防ぐため、ローションやクリームでの保湿を忘れないようにしましょう。
