胸脱毛の回数と期間の目安
フレイアクリニックでは、患者様にご満足いただける胸脱毛の回数の目安を5~8回に設定しています。ただし、毛量や毛質によって個人差があるため、コース完了後に追加で照射を希望する方もいます。
また、毛の生え換わる周期である毛周期を踏まえ、レーザーは最低2ヶ月以上の間隔をあけて照射することをお勧めしています。そのため、コース完了までの期間の目安は、5回で1年~1年半、8回で1年半~2年ほどです。また、回数を重ねて毛量が減ると、2ヶ月以上の間隔をあけて次回予約日を提案することもあります。
乳輪への照射対応
フレイアクリニックの胸脱毛は、乳輪自体に生える毛や乳輪周りも照射対象です。当院では低出力のレーザーを照射する蓄熱式脱毛機を用いるため、周囲の肌に比べてメラニン色素が濃い乳輪への照射でも火傷のリスクが低減されているためです。なお、レーザー照射時は、医師の指示のもと出力を決定いたします。
豊胸手術後の照射対応
豊胸手術後に胸脱毛を受ける場合、医師が患者様の手術後の状態を診察し、対応を判断します。豊胸手術後のダウンタイムが終了していない場合や、手術の傷が完治していない場合は、術後最低3ヶ月間は手術部位への照射はできません。
胸脱毛前の自己処理方法
胸脱毛の前日または当日までに、胸の毛を電気シェーバーで処理しましょう。剃毛前にシャワーを浴びるなどして肌を清潔にし、化粧水やクリームで肌を保湿します。
毛の流れに沿ってシェーバーを慎重に動かし、胸の毛を剃っていきます。鎖骨周辺や乳輪周りは凹凸があるため、皮膚を伸ばしながらシェーバーの刃の角度を細かく変えて剃毛しましょう。鎖骨周辺や乳房の下などの毛を剃るときは、鏡で確認してください。目の届きにくい箇所の剃り残しは、看護師が照射当日に追加費用なしでシェービングします。
自己処理の際、カミソリや毛抜き、ワックスは使用しないようにしてください。特に毛抜きやワックスで毛を抜いてしまうと、レーザーが反応して熱を発生させるためのメラニン色素がなくなるため、照射による効果が得られなくなります。カミソリは肌の角質を削ってしまうため、肌のバリア機能が低下し乾燥などの肌トラブルの原因となります。肌の乾燥などによるトラブルがある場合、レーザーを照射できなくなることもあります。
胸脱毛期間中の注意点
胸元の紫外線対策を心がける
胸脱毛を受けている間は、胸元の日焼けに注意しましょう。胸元が開いている衣服を着ていると、知らず知らずのうちにデコルテ(首元や鎖骨まわり、胸元)に紫外線を浴びています。
フレイアクリニックでは、日焼けによって肌が炎症を起こしている方へのレーザー照射をお断りしています。炎症が悪化するなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるためです。首元が詰まっている衣服を着用したり、日焼け止めクリームを使用したりして胸元の日焼け防止を心がけてください。
締め付けの強い下着は避ける
胸脱毛の前後は、締め付けが強すぎない下着を着用するようにしましょう。
ブラジャーやボディースーツなどによる締め付けや摩擦などの刺激は、肌がダメージを受けてメラニン色素を過剰に生成することにつながります。特にレーザー照射後は、照射時に発生する熱によって肌はダメージを受けている状態です。
肌に刺激を与えないためにも、ゆったりとした下着を着用することが望ましいといえます。