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肌トラブル

当日の入浴を避けるべき理由とは

フレイアクリニックでは、レーザー照射の前後およそ12時間は、湯船につかる入浴、岩盤浴・サウナの利用をしないように患者様にお願いしています。

レーザー照射の前後に体温が上昇すると、レーザー照射によって肌に赤みやかゆみが生じる可能性があるためです。
また、レーザー照射後の毛穴に雑菌が入ると炎症を引き起こすリスクもあります。照射前後の身体は、ぬるめのお湯のシャワーで優しく洗い流しましょう。

レーザー照射前後の入浴やサウナは赤みやかゆみの原因になる

医療レーザーは、毛のメラニン色素に反応して熱を発する仕組みです。
レーザー照射直後の肌は、発生した熱が皮膚内部にこもった状態です。入浴などで体温が上昇すると、皮膚内にこもった熱がうまく放出されず、赤みやかゆみなどが発生する可能性があります。

さらに脱毛施術直後は皮膚を保護する「バリア機能」が低下し、肌が刺激を受けやすくなっています。湯船につかることによって浴槽の雑菌が毛穴から侵入して炎症を起こすおそれもあります。そのため入浴やサウナの利用は避ける必要があるのです。

入浴のほか、体温の上昇や血行を促進する激しい運動や飲酒も厳禁です。
レーザー照射によって肌トラブルが起きるリスクが伴ううえ、肌の状態や健康状態によって照射自体ができなくなる場合もあります。

また、レーザーの照射部位にかかわらず、照射前後に湯船にはつからないでください。
たとえば、顔だけレーザーを照射したとしても、入浴による体温上昇で、顔に赤みやかゆみが出ることもあります。

レーザー照射後のシャワーで気をつけること

レーザー照射の前後に身体を洗ったり、汗を流したりする場合は、体温を上昇させにくいシャワーを利用しましょう。
熱すぎない温度に設定し、肌を強く摩擦しないようにやさしく洗い流すことが皮膚を刺激しにくいポイントです。

また、レーザー照射後の皮膚はバリア機能の低下で乾燥しやすい状態でもあるため、ボディソープなどで身体を洗った後は、化粧水や乳液、ボディローション、クリームを塗って十分な保湿を心がけてください。

シャワー後の肌に赤みやかゆみが出たときの対処法

患者様の肌状態によっては、ぬるめのお湯でシャワーを浴びても、赤みやかゆみが生じることもあります。
その場合、流水や冷たいタオルで肌を冷やしたり、保湿により乾燥を防いだりして肌のほてりをしずめましょう。

また、フレイアクリニックでは、レーザー照射から12時間経過後は入浴可能としていますが、時間が経っても肌にほてりや赤みが出ている場合は、引き続き入浴を避けてください。
ボディスクラブや目の粗い素材のボディタオルは、肌への刺激が強いため使用しないようにしましょう。

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この記事の監修者

磯野 宏貴

フレイアクリニック総院長
磯野 宏貴

東京慈恵会医科大学 医学部卒業後大手病院を経て、2020年フレイアクリニック横浜院院長に就任。 2021年6月より、フレイアクリニック総院長を務めている。