脱毛の仕組み

介護脱毛の必要性とあらかじめ知っておきたい注意点

介護脱毛は、将来の介護負担を考慮して、VIOライン(デリケートゾーン)の毛を脱毛施術で処理しておくことを指します。また、脱毛施術によって毛を処理しておくと、介護を受ける立場になったときの肌の蒸れやかゆみの予防、衛生面の向上につながります。

ただし、医療レーザー脱毛でアンダーヘアを処理すると再発毛することはほとんどないため、介護脱毛の目的や医療脱毛の注意点を知って、介護に備えてアンダーヘアを処理するか検討することが大切です。

介護脱毛の目的

VIOラインのアンダーヘアを処理する介護脱毛は、介護をする側・受ける側の負担軽減につながります。

介護時の排泄介助の負担減

Vライン、Iライン、Oラインのデリケートゾーンに毛があると、排泄物が絡みつきやすくなります。毛に絡みついた排泄物は時間が経過すると固まるため、排泄介助の際に時間がかかることがあります。

状況によっては、毛を切って対応する必要もあるので、介護をする側・受ける側双方の負担となり得ます。

脱毛施術でデリケートゾーンの毛を予め処理しておくことで、排泄介助の時間短縮に役立つ場合があります。

介護を受ける側の衛生面の向上や感染症などの予防

デリケートゾーンの毛に排泄物がついたまま時間が経つと、雑菌が繁殖して感染症の原因となります。アンダーヘアを処理しておくと、雑菌が繁殖するリスクを減らせる可能性があるため、感染症の予防も期待できます。

また、毛に絡んだ汚れをふき取るときに強い摩擦が生じると、肌荒れを引き起こすこともあります。肌荒れにより皮膚を外部の刺激から保護するバリア機能が低下していると、皮膚表面から雑菌が体内に入って感染症を引き起こす可能性も考えられます。

デリケートゾーンの毛を処理しておくと、介護を受ける側の衛生面の向上に加え、感染症の予防にもつながるのです。

介護に向けたVIO脱毛の内容

介護に向けてVIOラインの脱毛施術を行う場合でも照射を希望する範囲、毛量の調整の仕方には個人差があります。

介護だけでなく生理中の衛生面向上のためにハイジニーナと呼ばれるVライン含む全てを無毛の状態にする方もいれば、温泉などでの人目を気にしてIラインやOラインの部位のみ無毛にする方もいます。

ご自身の好みや生活に合わせてデザインや毛量を検討しましょう。

Vライン脱毛

Vラインは、左右の骨盤を結んだ線から下で足の付け根より内側にあたる部位です。排泄時の汚れがつきにくい部位ではありますが、毛を処理することで、おむつを履いたときの蒸れや皮膚のかぶれを軽減できます。

介護に向けた脱毛施術では、Vラインを無毛にするハイジニーナにする方がいるほか、下着からアンダーヘアがはみ出ない程度の毛量に調整する方もいます。患者様にはベッドに仰向けに寝た状態で施術を受けていただきます。照射範囲以外はタオルをかけ、露出を最小限にとどめて施術を行います。

Vライン脱毛

Iライン脱毛

Iラインの施術範囲は女性器付近です。排泄物が付着しやすいほか、肌が蒸れたりかぶれたりしやすい部位のため、無毛に近づけることで衛生面の向上が期待できます。

ただし、Vラインを残す方の中には、Iラインとのつなぎ目が不自然にならないようIライン前方の毛を少し残す方もいます。

施術時は、患者様にベッドに仰向けになっていただき、片足ずつひざを横に倒してレーザーを照射します。

Iライン脱毛

Oライン脱毛

Oラインは、肛門の周囲数センチが施術範囲です。肛門付近は特に排泄物が毛に絡みやすい部位のため、照射時は施術範囲全ての毛の処理を希望する方が多い傾向です。

施術はベッドにうつ伏せ、もしくは横向きに寝た状態で行います。足元など照射範囲以外はタオルをかけ、レーザーをテンポよく照射します。

Oライン脱毛

医療レーザー脱毛の施術を受ける前に知っておきたいこと

発毛組織を破壊した毛穴からはほぼ再発毛しない

レーザーを照射し、発毛組織が破壊された毛穴から毛が生えることはほとんどありません。発毛組織を破壊してしまうと、施術後に元の毛量に戻すことは難しいため、施術前にデリケートゾーンの整え方を検討しておくとよいでしょう。

施術にはリスクがある

医療レーザー脱毛の施術には、照射時の痛みや炎症などの肌トラブルのリスクが伴います。レーザー照射時に発生する熱が痛みとして感じられるほか、その熱が皮膚にこもって乾燥や赤みなどの炎症につながる可能性があります。特に介護脱毛の対象となるVIOラインは、皮膚が薄いため、レーザー照射時に強い痛みが生じやすい部位と言えます。

フレイアクリニックでは、低出力のレーザーを連続的に照射する蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機を導入し、痛みを軽減した施術を目指しています。また、患者様の肌質や毛質に合わせたレーザー出力の調整など、肌トラブルの予防に向け、医師や看護師らスタッフの知識や技術向上に向けて研修を行っています。

脱毛のリスクと対応 

白髪の発毛組織はレーザーで破壊できない

医療レーザー脱毛の施術に用いるレーザーは、毛や肌の黒色の色素(メラニン色素)に反応します。白い毛には反応せず、照射しても熱が発生しないため、白髪の発毛組織はレーザーでは破壊できません。

加齢などが原因でVIOラインに白い毛が混じっている場合、レーザーを照射しても黒い毛にしか反応しません。そのため施術後に白い毛は残る可能性があり、白い毛の毛量によっては、脱毛施術の効果が得られにくいこともあります。

照射を希望する部位に白髪が生えていて、脱毛施術後の仕上がりに不安がある方は、無料カウンセリングで医師やカウンセラーにご相談ください。