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注意事項

脱毛後のケアはどうする?お手入れは保湿を大切に

脱毛後の肌はいつも以上に敏感な状態です。保湿などのケアを行い、自己処理の際には処理方法やタイミングに注意しましょう。保湿により肌のうるおいを保つことが肌トラブル回避につながります。

お手入れは保湿を大切に

脱毛後の肌は炎症を起こしやすくなっているため、保湿ケアを欠かさず、刺激を避けることが大切です。
そのため化粧水やローション、クリームなどでしっかりと保湿を行い、肌の乾燥や炎症を防ぎましょう。肌に強い刺激を与えないように優しく塗布してください。
スキンケアアイテムは普段お使いのもので構いませんが、粘膜に近いVIOには敏感肌用のアルコールフリーのものを選ぶと肌への負担が比較的小さく済みます。

脱毛後だけでなく、通院期間中は肌の保湿をしっかりと行うことが、肌トラブルの発生リスクを抑え、脱毛の効果を発揮させることにつながります。潤いのある肌を保つことで、レーザー照射時の痛みを感じにくいこともわかっています。

炎症や乾燥を引き起こす日焼けにも注意が必要です。脱毛期間中は保湿ケアを行うとともに、日焼け止めクリーム、日傘、長袖の衣服や帽子などを活用して紫外線から肌を守りましょう。

脱毛当日は、湯船に浸かる入浴は避けましょう。体温上昇により血行が促進されると、皮膚内にこもったレーザーの熱をうまく放出させられず、赤みやかゆみ、毛嚢炎などの肌トラブルが生じるおそれがあります。

脱毛後の自己処理を始めるタイミング

脱毛後、発毛組織が破壊された毛穴の毛は、2~3週間ほどで自然に抜け落ちていきます。毛が抜け落ちるまでの間に自己処理をしたい場合は、肌の様子を見ながら脱毛後1週間以降に行ってください。

脱毛を受けた直後の肌は普段より敏感になっているため、できる限り刺激を避ける必要があります。脱毛当日は自己処理を控え、肌を休ませることが推奨されています。すぐに自己処理をしたい場合は、一度クリニックで相談してみましょう。

まずはクリニックに相談してみる

なお、毛の自己処理をする場合は肌に必要以上のダメージを与えないよう、適切な処理方法を選んでください。

自己処理には電動シェーバーを用いる

毛の自己処理を再開する場合は、刃が直接肌に触れず皮膚を傷つけにくい電動シェーバーを使うとよいでしょう。
フレイアクリニックでは、脱毛前の自己処理の際にも、患者様に電動シェーバーを使った剃毛をお願いしています。

カミソリでの自己処理はしない

カミソリを使った体毛の自己処理は行わないでください。
カミソリは皮膚の表面を削いでしまいます。そして肌の角質層が持つ「バリア機能」が低下することで肌の水分が蒸散しやすくなり、肌が乾燥する原因となってしまいます。

レーザー照射時に肌が乾燥していると、痛みを感じやすくなる場合があります。
強い痛みを感じる場合にはレーザーの出力を下げて対応することはできますが、レーザー出力の低下に伴って脱毛の効果も低減してしまいます。

毛抜きやワックス、除毛クリームによる自己処理もNG

脱毛を受けている方は、毛抜きやブラジリアンワックス、除毛クリームを使った自己処理は厳禁です。
脱毛はレーザーがメラニン色素に反応して発熱することで、発毛組織にダメージを与え、再発毛を防ぐ仕組みです。

そのため毛抜きやワックスで「毛を抜く」自己処理を行うと、レーザーが反応するために必要なメラニン色素そのものがなくなってしまい、脱毛効果が表れなくなってしまいます。

毛を抜く処理を行うことで体毛が生え変わるサイクル(毛周期)が変化するため、その後の脱毛スケジュールにも影響が出ます。
除毛クリームは肌の表面がかぶれてしまう可能性があるため、程度によってはレーザーの照射ができなくなることもあります。

肌トラブルがある際の自己処理は避ける

自分で体毛の処理を行う場合、毛嚢炎や肌の炎症、かゆみといった肌トラブルが起きている箇所の処理は控えた方がよいでしょう。
毛嚢炎とは、毛穴の周りが赤みを持ったり、悪化すると膿を持ったりする「毛穴の炎症」であり、毛包炎とも呼ばれます。毛嚢炎の主な原因は、毛根の周りの「毛包」という組織に細菌が感染することです。

上記のような肌トラブルが起きている際に無理に自己処理を行うことで、悪化させてしまう可能性があります。

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この記事の監修者

磯野 宏貴

フレイアクリニック総院長
磯野 宏貴

東京慈恵会医科大学 医学部卒業後大手病院を経て、2020年フレイアクリニック横浜院院長に就任。 2021年6月より、フレイアクリニック総院長を務めている。