脱毛の仕組み

光脱毛による抑毛の仕組みと施術前に知っておきたいポイント

エステサロンや脱毛サロンの光脱毛は、毛を処理したい部位に光を照射することによって、毛が生えるスピードの抑制や減毛を目指す施術です。光脱毛の施術には、大きく分けて3つの種類があり、脱毛機の照射出力や施術の手順が異なります。

なお、フレイアクリニックは医療レーザー脱毛専門のクリニックのため、光脱毛は取り扱っておりません。

光脱毛の特徴

光脱毛は、フラッシュ脱毛とも呼ばれ、肌に照射した光がメラニン色素に反応し、熱を発生させ、毛穴の奥にある発毛組織に熱を届け、毛の成長を抑制することを目的とした施術です。

エステサロンや脱毛サロンで施術が行われているほか、家庭用光美容器も同様の仕組みです。いずれの機器も医療行為に該当する発毛組織を破壊するほど照射出力を上げられないため、発毛を完全に止めることはできません。

抑毛や減毛には定期的な施術が必要

抑毛や減毛のためには、脱毛サロンやエステサロンで定期的に施術を受ける必要があります。毛には、毛周期とよばれる生えかわりのサイクルがあります。毛周期には、成長期、退行期、休止期の3つの段階があり、施術効果を得るには成長期の毛に光を照射しなければなりません。

毛周期は毛穴や部位によって異なり、すべての毛が同時に成長期を迎えるわけではないため、どの部位を照射するとしても複数回施術を受ける必要があるのです。施術は、毛周期の平均的な期間を踏まえ、2ヵ月以上間隔をあけて行われます。

また、光脱毛を行うサロンでは、発毛組織の働きを抑えるために15回以上施術を受けることを提案する場合が多いです。2ヶ月に1度施術を受けるとすると、施術コース完了には2年半ほどの期間がかかります。なお、抑毛を目的とした施術のため、光脱毛を受けなくなると過去の施術の効果が薄れる可能性もあります。

医療レーザー脱毛より痛みが生じにくい

光脱毛は、発毛組織を破壊する医療レーザー脱毛に比べ、照射出力が低いため、痛みが生じにくいといわれています。

しかし、毛量や毛質、部位によって痛みの感じ方は異なります。エステサロンや脱毛サロンは医療機関ではないので、痛み緩和のために麻酔を行うことはできません。脱毛機の出力設定、照射テンポなどで痛み軽減に向けて対応するため、痛みが不安な方は各サロンの対応をあらかじめ確かめてみましょう。

肌トラブルが起きるリスクがある

光脱毛の施術では、光の照射時に熱が発生するため、肌に炎症が起きたり、火傷が生じたりするリスクもあります。サロンには医師や看護師が常駐していないため、万が一、施術で肌トラブルが起きてもスタッフによる処置が受けられず、皮膚科の受診が必要です。なお、医療機関と提携しているサロンもあるので、光脱毛を受ける場合は契約前に確認してみてください。

光脱毛の3つの種類

サロンに導入されている光脱毛の施術方式は、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛の3種類があります。

IPL脱毛

IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛の施術は、メラニン色素に反応する光を瞬時に肌に照射し、そのとき発生した熱で発毛組織の働きを抑えて減毛を目指します。

IPL脱毛はメラニン色素に反応するため、色素が濃い脇毛やVIOの毛の照射時は熱が発生しやすい方式です。ただし、メラニン色素に強く反応するため、光脱毛の中では痛みを感じやすいといわれています。

メラニン色素を多く含む褐色肌や日焼けした肌などは、照射によって火傷するリスクがあるため施術できないことがあります。また、メラニン色素が薄い産毛には反応しにくいため、施術効果は得にくい傾向があります。

SSC脱毛

SSC(スムース・スキン・コントロール)脱毛は、肌に制毛成分が含まれたジェルを塗布し、光を照射します。ジェルに反応した光が照射時に熱を発し、皮膚表面が温まることでジェルの成分を角質層に浸透させ、毛の成長を抑制する仕組みです。

SSC脱毛は、毛質を問わないため濃くて太い毛、産毛でも施術可能です。また、照射する光はジェルにのみ反応するため、皮膚組織への負担が少ないといわれています。ただし、褐色肌や日焼けした肌への施術はできません。

SHR脱毛

SHR(スーパー・ヘアー・リムーバル)脱毛は、出力の低い光を断続的に照射し、皮膚表面付近のバルジ領域に熱を与え、毛の生成を抑制する仕組みです。バルジ領域は、毛髪を作り出す毛母細胞のもととなる幹細胞が存在する組織です。このバルジ領域の働きを抑え、抑毛を目指します。

SHR脱毛は、IPL脱毛より照射出力が低いため、メラニン色素を多く含む褐色肌や日焼けをした肌でも光脱毛の施術を受けられる場合があります。